楽譜は音楽の言語、だから。

石神井公園・下石神井🐿くるみ音楽教室です。


小学生の生徒さんが音符の下に
カタカナで音名を振ってきたので、
それはダメだよという話をしました。


字を見て弾くと、ポジションを間違えたり、
シャープやフラットを落としてしまったり、
譜読みが二度手間になってしまいます。


どの鍵盤(高さ)の「ド」なのか? 
「ファ」と書いた音はファ・シャープなのか、
ナチュラルなのか?といったことが
字からは読み取れないのですよね。


楽譜を見れば、
音が上がったり下がったりしている様子、
頂点があって、
長い音符と短い音符があって、
解決する音があって・・・と、
模様のようになっていますね。


これをカタカナで音名だけ書いてしまうと、
模様はなくなって、
音のエネルギーも、楽譜に託された音楽自体も、
読み取ることができなくなってしまうのです。


楽譜というのは、長い年月をかけて、
多くの人が試行錯誤を繰り返して
今の記譜法にたどり着いたのだと思います。


楽譜は音楽の言語です。


その言語を別の言語に置き換える
必要性はありません。


ということで、レッスンでは
カタカナを振るのは禁止です。


急がず、少しずつで良いので、
楽譜という言語に慣れましょう。ニコニコ

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