こんにちは。(^-^)
昨年末に他の人の演奏を聴き、
自分との違いを感じて泣いて、
毎日1時間練習した生徒さんがいます。
その子が、ブルグミュラーの課題曲を合格したので、
「次に弾きたい曲はある?」ときいてみたら、
「ブルグミュラーの中で二番目に難しい曲。」と言いました。
ピアノのゴールは目には見えにくくて、
いつの間にか弾けるようになっていたということが多いですが、
発表会やひとつの曲を目標に強い意志をもって挑戦すれば、
明らかに指が動くようになったりして、
自分自身の成長を実感できます。
自分のピアノを成長させる力は
生徒さんの中に潜在しているのですね。
レッスンに行ってその場で弾けるようにしたいという
生徒さんも稀にいらっしゃいますが、
教え込んでなんとか弾けるようにすることより、
成長したいという気持ちが上がるような声掛けや、
温かく見守っていく方が、最終的には上達に結びつきます。
ちょっとしたやりとりで、
この子の中に難しい曲を弾けるようになりたい気持ちが
芽生えていることを感じました。
二番目に・・と言ったのは、
いちばん難しい曲は とっておくみたいです。
実力が伴ったときに、弾きたい曲もある・・
ということで。
子どもって、かわいいですね。
下石神井、石神井公園・ピアノと声楽の教室です。
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