フォーム、いつ身につける?

石神井公園・下石神井🐿くるみ音楽教室です。

こんにちは。(^-^)

きれいに弾けていないとき、フォームが出来ていないことは多いです。

ピアノの打鍵に適した手のフォームというのがあって、

長い年月をかけて、研究されてきました。

それは一番弾きやすいかたちなのに、

すぐには出来ない子もいます。

手首がだらーんと下がって親指を寝かせて弾くクセが直らない、

他の指は第一関節がへこんでいる弾き方をずっと直せない子がいて、

声がけすると、その時だけは手首を上げ指も立てます。

家に帰ると、いつもの弾き方に戻ってしまうのは、

その方が楽だから。

それと、本人にとっては先へ先へと弾きたい気持ちの優先。

大切なのは、レッスンで、音の違いを伝え続けていくこと。

ゆっくり、正しいフォームで弾く練習をすること。

弾き方を直すのは大変なことで、天才ピアニストの中村紘子さんでさえ、留学後、欧米のピアニストと日本人の音の違いの原因が、弾き方にあったと知って、

当時の日本で指導されたハイフィンガー奏法を直すため、苦労されたとか。

まだフォームが作れない生徒さんも、強い意志があれば、少し大きくなってから基礎を作り直すことができると思うので、表現することの楽しさと意欲を持ち続けることができるように、見守っていたいと思います。

ただ、クセを直すのは大変なので、

弾きやすくて、きれいに弾けるフォームを、

できれば最初から、

最初が無理なら、出来るだけ早いタイミングで身につけてほしいです。ニコニコ

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