石神井公園・下石神井🐿くるみ音楽教室です。
こんにちは。(^-^)
発表会でピアノを弾くときは前後にお辞儀をします。
そこには目印のテープが貼ってあることが多いと思います。
うちの教室も貼っています。
教室では演奏会や発表会前にお辞儀の練習もやっていますが、
保護者の方から確認と質問もきていますので、
今日は、当日の動きと、生徒さんに伝えていることを書いてみます。
① 礼をする位置まで歩いて行く。
姿勢良く歩きましょう。
(少しずれても構わないので、あまり下を見ないでね。)
② お辞儀をする。
テープの所で止まって、お客さんの方を見ましょう。
(この時、背筋まっすぐ、顔もまっすぐみんなに見せてね。)
お辞儀はゆっくりと、5秒ぐらいを目安にしましょう。
(緊張すると速く数えてしまうので、頭を下げてから
ゆっくり1,2,3,4,5、と数えると丁寧に出来ます。)
③ 椅子に座る。(小さい子は足台を使って。)
ピアノの椅子の後ろを通って、奥から座りましょう。
(座るとき、鍵盤に触れてジャーン!と音が出ないように気をつけてください。)
(背もたれに背中をつけず、椅子の半分位で座りましょう。)
➃ 座ったら、確認しよう。(椅子、ドレス、ペダル)
椅子の高さや位置は大丈夫?(合わなかったら座り直してね。)
自分でできる人はドレスの裾を整えましょう。
ペダルを使う人は、弾く前に必ず踏んでみてください。
2本ペダルのピアノと3本ペダルのピアノがあります。
ダンパーペダルを使う生徒さんは、一番右のペダルです。
⑤ さあ、弾く準備をしよう。
手を鍵盤上の最初のポジションに構えましょう。
(ズレてない?よーく見てね。)
頭の中で拍子を数えましょう。
(いきなり弾かないでね。自分が弾く曲の拍子、入り方を、
いつも練習しておきましょう。)
⑥ 演奏する。
気持ちを込めて演奏しましょう。
(もし、間違えてしまって途中から弾き直すときは、
楽節やフレーズの始まりから。(レッスンでやっています。)
アウフタクトで始まる曲は、
曲の途中もアウフタクトになっていることが多いですね。)
⑦ 演奏を終えて。
弾き終わったら、手首をスーッと上げて、手をひざに置きましょう。
(すぐに立たないで、5秒、数えましょう。音のしっぽ《余韻》も聴きましょう。)
2曲弾くときは、⑤から⑦を繰り返します。
⑧ 演奏後のお辞儀をする。
椅子から右側(客席から見て手前)におりて、目印のテープの所に行って、
お客様の方を見てから5秒お辞儀しましょう。
⑪ 舞台袖に入ります。
お辞儀というのは、自分が取り組んできたことへの気持ちの表現でもあります。
保護者の方とお客様の方をしっかり見て、
「私はこれから一生懸命ピアノを弾きますので、どうぞ聴いてください」
という気持ちでそこに立てたら立派なことですね。
ちょっと恥ずかしいかもしれないけれど、お辞儀も丁寧にしましょう。