これからピアノを習い始める人にとって、「どんなピアノを買えばいいの?」というのは悩ましい問題ですよね。
ピアノには大きく分けて3つの選択肢があります。
グランドピアノ、アップライトピアノ、電子ピアノです。
それぞれにメリットとデメリットがありますので、住宅事情や予算、どのくらいピアノを続けたいのかなどを考えながら選ぶのがいいと思います。
今回は、この3種類について簡単に紹介します。
1 グランドピアノ🎹
これがあれば文句なし。
もし設置できる環境があるのであれば、グランドピアノはぜひ候補に入れたいところです。
グランドピアノはかなり大きな楽器なので、十分な設置スペースが必要です。また、音も大きいため、自宅で演奏しても問題ない環境かどうかも考えなければいけません。そのため、住宅事情によってはなかなか難しい選択肢でもあります。
もちろん、それなりのお値段はしますが、ピアノを本格的に続けたいのであれば、その価値は十分にあると思います。
きちんと手入れをして大切に使えば、長く付き合っていける楽器です。

2 アップライトピアノ🎹
グランドピアノの最大の難点は、やはり設置場所です。
その点、アップライトピアノは縦型になっているため、壁際に設置することができます。
グランドピアノほどのスペースは必要ありませんので、**「グランドピアノは置けないけれど、生のピアノで練習したい」**という方には、アップライトピアノがおすすめです。
グランドピアノとはまた違った独特の音色があり、近年ではポストクラシカルなどのジャンルでも好まれて使われています。
中古であれば比較的手頃な価格で購入できるものもあります。
また、ピアノ店では中古ピアノの展示やセールが行われることもありますので、実際に音を聴いて選んでみるのもいいでしょう。
ただし、中古ピアノの場合は状態によって価格やメンテナンス費用が大きく変わるので、購入前に専門店で相談することをおすすめします。

3 電子ピアノ🎹
初心者が購入するピアノとして、現実的に一番多いのはこちらではないでしょうか。
グランドピアノやアップライトピアノが弦を使って音を出す「生のピアノ」なのに対して、電子ピアノは電子的に音を再現する楽器です。
電子ピアノの大きなメリットは、比較的省スペースで、音量を調整できること。
特に最大の利点は、ヘッドフォンを使えば夜でも練習できることでしょう。
マンションや住宅街など、大きな音を出すのが難しい環境では非常に便利です。
また、基本的に調律が必要ないため、生のピアノと比べてメンテナンスの手間や費用も少なく済みます。湿気などをそれほど気にせず使えるのもメリットですね。
一方で、生のピアノと比べると、やはり音色や鍵盤のタッチには違いがあります。
ただ、最近の電子ピアノは各メーカーともかなり進化していて、生のピアノに近い鍵盤のタッチを再現した製品も多くなっています。
「住宅事情を考えると電子ピアノしか選べない」という場合でも、最近の製品なら十分にピアノの練習をすることができます。

どれを選べばいい?
ここまで3種類のピアノを紹介しましたが、結局のところ、「どれが一番いい」というより、自分の環境に合ったピアノを選ぶことが大切です。
例えば、
本格的にピアノを続けたい → グランドピアノ
生のピアノで練習したいけれど、グランドは置けない → アップライトピアノ
音やスペースの問題を気にせず練習したい → 電子ピアノ
というように考えると選びやすいでしょう。
これからピアノを始める初心者の方なら、まずは**「どのくらい続けるつもりなのか」「どこに置くのか」「何時ごろ練習するのか」**を考えてみるといいと思います。
そして、可能であれば実際に楽器店へ行って、いろいろなピアノを弾いてみてください。
