『にじいろワークブック4』を使用している生徒さんへ
こんにちは。
にじいろワークブック1~3に続き、4巻の学習内容についてまとめます。
4巻の音域は、新しくヘ音記号のミ、レ、ドが加わります。ここまで真ん中のドからドシラソファと展開してきていますので、そのまま低い音へ下りていきます。
音価は初めてお休みのしるし、四分休符が出てきます。
休符も、音価を理解するのが先です。音符クイズ3では幼児さんにも理解しやすくウサギさん一羽(絵的にはひとり❓)が寝ているイラストが、一拍お休みのしるし「うん」を表しています🐰
P27 カードとえんどう豆を線で結ぶ問題は、4巻までに学習した音価が出そろいます。「たん」は一拍。「たーあん」は二拍。「たた」は豆が半分に割れている一拍、そして「うん」は黒い豆の一拍です。
書き順は、ひらがなを早く書けるようになった子、ト音記号やヘ音記号を器用に描く子、ここまでに書き順に興味を示してきた子には、左側から半分近く丸をかいて少し戻って上に向かうことをお話します。かたちを捉えられれば良いので書き順は違っていても構いません。
音符カードは3巻までに習得したヘ音記号のドシラソファにミ、レ、ドを一つずつ加えていきます。音符カードを読むだけでなく、鍵盤で弾くようにしましょう。低い音は実音を歌うことができないからです。ト音記号とヘ音記号の音符をを分けて練習します。
ピアノテキストもミドルC(真ん中のド)ポジションから始まるものを採用しています。ミドルCポジションの次に両手がドレミファソのポジションで低いドレミファソが出てきます。
ピアノテキストの音域に合わせてヘ音記号の「低いドレミファソ」とト音記号のドレミファソ+音部記号の12枚で音符を読みながら鍵盤を弾く練習をします。低いドレミファソを弾くことに慣れるため、ここでは低いドレミファソを左手5、4、3、2、1で弾いてみると良いでしょう。それから、カードの中から同じ音を見つけるクイズをやります。
次に、1巻で学んだヘ音記号のドシラと合わせて15枚にします。左手の指使いは気にしなくて構いません。一枚ずつ呈示して、生徒さんが全部のカードを何秒で音符を読んで正しいポジションで鍵盤を弾けるか時間を計ってみます。時間を計ると子どもはものすごい頑張りをみせてくれるのです⌛
教室ではこんな感じで展開しています