『にじいろワークブック3』を使用している生徒さんへ
こんにちは。
にじいろワークブック1、2に続き、3巻の学習内容についてまとめます。
3巻の音域は、ト音記号のソとヘ音記号のファが加わります。真ん中のドから、右手のドレミファソ、左手のドシラソファを描いて覚えます。
音価は八分音符(たた)が出てきます。♫
2巻で学習した四分音符と二分音符と同様、音符の長さを理解するのが先です。幼児さんにはりんご一個が半分に割れているイラストによって八分音符が二つ繋がった「たた」が一拍と理解してもらいます。
「たん」は一拍。「たーあん」は二拍。「たた」はりんごが半分に割れている一拍です。
かたちを印象づけられれば良いので、書き順は指示しません。ここで教えても、こどもは忘れてしまいます。ひらがなを早く書けるようになった子、ト音記号やヘ音記号を器用に描く子には、たま(符頭)を描いてからぼう(符尾)を上からかいて、最後にはた(符こう)でつなぐんだよと一応説明します。
(書き順=〇➡●➡●●➡♩♩➡♫)
音符カードはト音記号のソとヘ音記号のファを加えて合計12枚になります。読むだけでなく、鍵盤も弾いてみましょう。音名が同じでも音高が異なり、違う鍵盤を弾くことを理解しておく必要があるからです。
そして、いくつかのクイズに発展します。例として、
🔵「この中で同じ鍵盤を弾くのはどれとどれ?」➡真ん中のドが正解。
🔵「この中で一番低い音はどれ?」➡ヘ音記号のファが正解。
🔵「この中で一番高い音はどれ?」➡ト音記号のソが正解。
🔵ファのカード2枚を呈示して、「どちらの音が高いかな?」➡ト音記号のファが正解。
🔵ソのカード2枚を呈示して、「どちらの音が低いかな?」➡ヘ音記号のソが正解。
にじいろわーくの音符クイズは生徒さんへのご褒美です。同様に、音符カードもクイズで楽しんでくださいね