石神井公園・下石神井
ピアノと声楽の教室
くるみ音楽教室です。
昨年2019年12月に発表会を行いました。
生徒さんにとって発表会は思い出に残る一大イベント。そこで、発表会で目標にしたこと・生徒さんの成長・気付いたことなどを少しずつ書かせていただいています。
今日のテーマは『なぜ事前に何度もお辞儀の練習をするのか』です。
親御さんが同席するとレッスンが緊張してしまうという生徒さんが稀にいますが、普段の自宅練習であがることはないでしょう。つまり普段と違うことは練習して慣れておく方が良いですね。
本番のようにお辞儀をして弾くとき先生は聴き手となり生徒さんは本番を見据えての真剣勝負💪
少し見られているとか聴かれている意識も経験しておきます。その頃は暗譜も出来ていると思うので、自分が出す音に集中できるといいです。👂
今回の指示は、
ステージに出たら立ち位置の印まで進みお客さんの方向を向いてお辞儀。
椅子の後ろを回って奥から座り演奏。
演奏後お辞儀して退場。
これだけですが
下を向いて歩いてはダメですし
お辞儀の前後に前を向くことを求めます。
また、歩いてきてすぐお辞儀ではザツです。🚶
発表会の礼は自分が取り組んできたことに対する気持ちを表すものとして、前を向いて両手を体の横にまっすぐ下ろして気をつけをしてから丁寧に3秒かけてお辞儀します。
(*- -)(*_ _)1⃣2⃣3⃣
男女別にお辞儀するときの手の位置にも気をつけます。👨👩
学校・保育園や幼稚園の運動会でも競技以外の部分、入場退場の仕方など何度も繰り返して一斉練習するでしょう。
発表会の段取りもよく練習しておく必要があります。そうすると、現場で多少の違いがあっても対応できます。
また頭でわかっていても、動けないこともあります。ただし、間違えていけないことではありません。
やり方を頭で理解すれば動ける力がそのうち身につくのですが、動作のイメージを実際に出来るよう監修するのも講師の仕事です。最初はダメだしばっかりです💦
そして家でもお辞儀の練習をすることで親御さんが生徒さんの演奏を聴いてくださいます。このシミュレーションは大切だと考えています。
発表会は演奏会でもあり聴き手と共有する場でもあるため、お客さんを見据えての練習をしないと…です。
親御さんのご協力により、お辞儀をしての出入りと誰かに聴いてもらう演奏に慣れることで、
全員がきちんとお辞儀をして演奏を発表することができました。
成功体験には準備が必要なのです。🙋↑↑